番匠川漁業協同組合 水生生物が数多く生きる九州屈指の清流「番匠川」

番匠川漁業協同組合

番匠川での伝統漁法

番匠川での伝統漁法を紹介します。

ちょんがけ漁

ちょんがけ漁とは竹竿の先に針が付いており、その竹竿で、泳いでいる魚を 「ちょん」と針を引っ掛け取る漁法です。
水中での魚の動きはとても早いので、魚の動きを先読みし、熟練の経験と、 テクニックを要する漁法です。
また、針の先はゴムが付いており、魚が針にかかると針が竿から外れ、魚が 暴れても魚を傷めないように工夫がされています。
目視で魚を確認し、引っかけるので、透明度が高い河川ならではの漁法です。

※再生するとちょんがけ漁の様子が見れます

建切網漁

建切網漁とは、網で川を下流と上流に仕切り、魚を網の中に閉じ込めます。
そして、だんだん上流の網と下流の網を近づけて行き、最終的には畳1枚分から半分の面積まで小さくします。
網の中は、魚でいっぱいになり、その魚を取り上げます。
たくさんの魚種、量が捕れるので、魚の多い河川ならではの漁法と言えるかも知れません。

                                 

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シロウオ漁

2月〜3月にかけて、番匠川の汽水域には、江戸時代からの伝統漁法の、シロウオ漁の簗垣が立ち佐伯市の風物詩とも言われています。
昭和38年頃。環境汚染により漁獲が落ち込みましたが、行政、市民の努力で河川の美しさを取り戻し昭和50年頃から、徐々に再開されていきました。
シロウオ漁の梁は、沿岸より中流へ向け約30m位の簗垣を設置します。
杭を打ち込み、竹で胴録を付け、小笹を並列して差し、梁垣の端部分に「ムシロ」を張り、風や潮流で水面が揺らいで光の反射を防ぎます。
この簗垣を作るのに、早くても3〜4日かかります。
船の上ですべての作業を行い、潮の状況を見て作るので、時間との勝負でもありすごく大変な作業です。
多くの河川では、簗垣 に来たシロウオを四つ手網で捕獲するのですが、番匠川のシロウオ漁はシロウオ専用に漁師さんが作った「せきすくい網」
と呼ばれる専用の三角形の袋網を使用しています。
とても大変な漁の為、近年では、漁師さんも減っていますが、後世にしっかり残して行きたいです。

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モクズガニ漁

お盆を過ぎると、番匠川ではモクズガニ漁が解禁になります。
昔から、番匠川流域では、茹でて食されたり、がん汁にして食されます。
「がん汁」という言葉にあまり馴染みが無い方が多いのではないでしょうか?
がん汁とは、カニをそのまますり潰し、カニの殻を濾し、 醤油や味噌で味付けをします。大変まろやかで、深みのある味わいで、その味はまさに絶品です。
漁法としては、カニうけと呼ばれる籠を川に仕掛け、産卵期に下ってくるカニを捕獲します。
近年では、カニかご漁が主流で、カニうけとは違い、かごの中にエサを入れ、えさに集まってくるカニを捕獲します。

ウナギ漁

番匠川では、うなぎ漁も行われます。
とても水質の良い河川なので、うなぎが泥臭くなく、泥抜きの必要もなく、 身もしまっており、天然独自の素晴らしい食感でとても美味しいです。

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